落とし込み

yossan-a2004-08-19

 今回は時期的(お盆の時期に殺生はしてはならないとよく言われていたので)に釣りをする気はなかったのですが、義兄の誘いに断り切れなくなり行くことになりました。
 釣り方は夜だったので落とし込みにし、場所はいつも通り坂出港、夕方5時頃から始めました。
 今回は糸を垂らした瞬間からアタリがあり合わせていましたが、全然針に掛からず、そんなのが30分ぐらい続きました。そこで、あえてそのアタリがある層を避け、底狙いに変えました。すると3回目ぐらいに落とした際に何かエサをくわえた感触があり(たぶんガシラ)合わせてみたところ、「ズシ」という手応えがあり、その後は引きが強かったため竿を固定してじっと我慢していましたが、魚が底の何かに引っ掛かりリールを巻いても魚が上がってこない状態になりました。そこで、5分ぐらい道糸をゆるめ、魚が出てくるのを待っていましたが、全然引っかかりから抜けませんでした。そこで、場所を横に移動し、横から引いてみるとスポッと魚が抜け、慎重に巻き上げて見ると約25㎝のガシラでした。
 その後、いろいろな場所を転々と移動しながら落としていると、チヌ、メバル、ガシラと次々と上げることができました。何時間かして少し疲れてきて、軽く竿を握るぐらい気を抜いていた時、突然「ズン」という感触と共に竿がもっていかれそうになったため、慌ててリールを止め、竿を掴み直したてたところ、ハリスがプッと切れてしましました。その時には一瞬何が起こったのか頭の中は真っ白でボーとした感じでした。数秒経ちよく考えてみると、その際に使用していたハリスは1.7号だったので、チヌであれば40㎝を超えていたかもしれないことが想像でき、悔しさがこみ上げてきました。その後もその付近を何回も落としましたが、全然そのようなアタリはなく釣れませんでした。家に帰ってからも悔しくてなかなか寝られず、チヌ釣りの本を出してきた復習し、今度は絶対に釣り上げると心に決めました。